10月の13、14、20日と夕方の空に尾を引く紫金山・アトラス彗星C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)を見た。2024年9月27日に太陽から約 0.39 au離れた近日点を通過し、その前後の時期は地球上からも肉眼で観測可能になると予測され、実際に9月(明け方)から10月(夕方)にかけて肉眼でも観測できるほどの明るさとなった。約8万年ごとに観測される彗星であるとされ、オールトの雲から来た長周期彗星ということになる。