昨年度までは部活動で定期的に天体観測会を行っていたが、現在は自宅ベランダにて経緯台で星を見るくらいにとどまっている。最近は二重星観望をしているが、それなりに面白いので簡単にまとめる。見かけ上近くに見えるものと実際に近くにあり万有引力により周回している連星とがある。また連星は双眼鏡や望遠鏡で分離されるものが実視連星、分離できないが視線方向のスペクトルの周期的変化からわかる分光連星、連星がお互いに隠しあう光度の変化からわかる分光連星がある。全天の星の約半分は連星だとされる。最近見た二重星をまとめる。
白鳥座β:固有名アルビレオ、望遠鏡でみる。主星はオレンジ色、伴星は青色に見える。見掛けの二重星。
大熊座ζ:三重星、ミザールとアルコルは双眼鏡、ミザールAとBは望遠鏡でみる。
猟犬座α:固有名コル・カロリ、望遠鏡でみる。白色の主星と、紫色の伴星。
さそり座μ:双眼鏡でみる、見掛けの二重星。
おとめ座γ:固有名ポリマ、望遠鏡でみる。
牛飼い座ε:固有名プルケリマ、主星が明るく分離しづらい。
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