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2023年5月14日日曜日

マンガ 認知症

 マンガ 認知症 (ちくま新書) ニコ・ニコルソン (著), 佐藤眞一 (著)を読む。
認知症を理解するための入門書。著者の漫画家のニコ・ニコルソンの介護体験をベースに、専門家の佐藤眞一が理論的な説明を行う形式で構成される。漫画がある分非常に読みやすい。また認知症を患うものにどう接したらよいのか指針にとんでいる。理論の部分は1回目では完全には理解するのは難しい。

2016年11月3日木曜日

ユピテルとユノー

 未来日記というアニメを見ていて、主人公の天野雪輝と我妻由乃の名前がローマ神話のユピテルとユノーに由来することを知った。ユピテルはローマ神話の主神で男性の神で女癖が悪く、その妻がユノーで嫉妬深いことで知られる。ユピテルはギリシア神話のゼウスと同一視されるほか、英語読みはジュピターである。ユピテルに連れ去られた王女にエウロペがいてこれがヨーロッパの語源になる。アニメの性格設定は由乃の雪輝への強烈な愛情以外は神話とはやや違っている。
 またこれに付随する神話にエコーとナルキッソスがある。ユピテルの浮気に偶然手を貸したおしゃべり好きエコーは返事しかできないよう罰を受ける。そのエコーが好きになったのが美少年ナルキッソスであるが、嫌われ声だけの存在になる。またナルキッソスは多くのものに冷酷な仕打ちをしたため水面に映った自分を恋するように罰を受けかなわぬ恋の末死んでしまう。死後に水仙が咲いていたとの話で、ナルシストの語源になる。

2015年6月29日月曜日

のだめカンタービレと西洋クラッシック

 のだめカンタービレを観て西洋クラッシック音楽についてほんのちょっと調べてみた。作品に出てきた作曲家がどんな時期に活躍したのかをまとめてみると、西洋音楽史が勉強できるような、様々の時代の音楽が登場している。
*バロック音楽1600-1750
ビバルディ・・・春、BGMで使われる
バッハ・・・イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971、のだめがサロンコンサートで演奏
*古典派1750-1820
モーツアルト・・・2台のピアノのためのソナタ、千秋とのだめの初演奏
ベートーベン・・・ピアノソナタ「悲愴」第2楽章、のだめとの出会い。ヴァイオリンソナタ「春」、峰との共演
*ロマン派1820-1900
シューベルト・・・ピアノソナタ第16番 イ短調、のだめがコンクールで演奏
メンデルスゾーン・・・「無言歌集」より「甘い思い出」、のだめがコンクールで演奏
ショパン・・・ピアノ協奏曲第1番、のだめがシュトレーゼマンと共演
シューマン・・・ピアノソナタ第2番 ト短調、のだめがコンクールで演奏
リスト・・・超絶技巧練習曲、ルイに影響されのだめが演奏
ブラームス・・・交響曲第1番、R☆Sオーケストラで演奏
チャイコフスキー・・・ヴァイオリン協奏曲、千秋がコンクールで指揮
ドボルザーク・・・交響曲第5番、ニナ・ルッツ音楽祭で千秋がシュトレーゼマンの代わりに指揮
エルガー・・・ヴァイオリンソナタop.82、三善家に泊まった時2人で演奏
*現代1900-
ドビュッシー・・・『喜びの島』、のだめがコンクールで演奏
ラフマニノフ・・・ピアノ協奏曲第2番、千秋がシュトレーゼマンと共演
ラヴェル・・・『鏡 道化師の朝の歌 』、のだめがアパートでの初演奏
バルトーク・・・・アレグロ・バルバロ、ニナ・ルッツ音楽祭でののだめの課題曲
ストラヴィンスキー・・・「ペトルーシュカ」からの3楽章、のだめがコンクールで演奏したが失敗に終わる。

のだめカンタービレ

 のだめカンタービレをアニメで見る。
 ピアノの才能があるのに自分で楽しむためだけのうちに向かっていた主人公のだめが、音楽の才能を持ち努力を惜しまない秀才の千秋への好意から芸術の世界に真正面に向かい合い成長していく物語。
 恋愛やギャグの要素はあるが、2人の人間関係とそれぞれの成長に力点があり、内向する自分の別人格を設定したり、その自分との別れがあったりと文学作品に通じる構成をもつ作品である。