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2026年8月5日水曜日

「地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」」

  「地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」」青木美希著(講談社現代新書)を読む.2018年(事故から7年後)の被災者の状況を追ったレポート.内容は,声を上げられない東電現地採用者(事故前は現地では最優良企業),なぜ捨てるのか除染の欺瞞(いんちき除染の実情),帰還政策は国防のため(原発は経済合理性ではなく原爆開発のために必要),官僚たちの告白(良心にに反して国家システムの末端として働かざる得ない),「原発いじめ」の真相(避難者の子供がどんな悲惨な状況にあるか),捨てられた避難者たち(不十分でも避難者の生活を支えていた施策がなくなっていく)からなる.断片的に知っていたことが記者によりきちっとまとめられている.国家の意志のため様々な弱いものが切り捨てられなくなっていく様子が語られている.マスコミでもあまり語られなくなっているが現在どうなっているのか心配である.



2016年8月28日日曜日

原発シンポジウム

 地団研の小川総会が8月19日から21日にかけて行われた。複数のシンポジウムがあったがその中で一番参考になったものが福島原発事故に関するシンポであった。
 4人の発表者から複数のテーマででの発表があった。特に印象に残る項目を挙げると、1つは放射能汚染の主役の放射性Scの動態の報告で、イオンとして粘土鉱物に取り込まれていること、またセシウムボールの問題が語られた。また次に、低汚染地域といて埼玉と群馬の観測例が上がり、いずれも線量は減っていることただしそれは放射性崩壊によるものでScはとどまり続けていること、汚染の問題として食品は注目されるがほこりに入るものの問題があるそうである。また現在の福島原発での汚染水問題がうまくいっていないことなどが報告された。マスコミに登場する機会は減ったが汚染問題(福島原発問題)が厳然として存在していることが確認できた。