「知性とは何か」佐藤優著を読む.反知性主義とは「実証性や客観性を軽視もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解する態度」で、最近政治の世界などで看過できないほどはびこっている(2015年初版,安倍政権下).それに対峙するには知性を磨かなければならない.知性を身に着けるための語学習得方法や読書方法を詳述している.佐藤氏の著作を読むのは初めてだが難しい部分が多かった.
2025年11月7日金曜日
2025年7月13日日曜日
フランス革命
フランス革命関係の本を読もうとしたのだが、基礎知識がなく進まないので、フランス革命についてまとめられた「歴史の森」のサイトのYouTube動画をみる。フランス革命を記録したパリに住むリタイアした裕福な老人のセレスタン・ギタール氏の日記をもとに、いかに革命がはじまり、進行し、変質しそしてナポレオンの独裁に至るかをまとめたものである。6回シリーズで4時間15分で各回の題名は革命前夜、激動の予感、激動の日常、革命の転換点、恐怖政治への道、恐怖政治の果てとなっている。
絶対王政の下での経済的な破綻を出発点にして支配されている第3身分(国王、僧侶と貴族以外)の政治的発言が強まる。要求を通すため民衆が立ち上がりこれを抑えようとする王政との衝突がおこる(バスチーユの監獄の襲撃)。引き続く衝突のあと国民議会が主導して立憲民主制が成立する。表向きは承認したルイ16世だが実際には肯定しておらず国外脱出を試みるも失敗する。これによって国王に対する信頼が地に落ち立憲民主制から国王を排しての共和制に移行しようとする意見が大きくなる。権力構造が変化するなか社会が劇的に変化していく、人権宣言と憲法の成立、それまでの精神的な柱である搾取する側であったカトリックの否定、革命に反対する外国からいどまれる戦争、信頼を失った国王の処刑と続く。国民議会では共和制を主張するジャコバン派が台頭し立憲君主派、穏健共和派(ジロンド派)の粛正がおこなわれる。さらにはジャコバン派内のロベスピエールの反対者に対しての粛正、密告制度による政権への批判勢力への粛正と恐怖政治の時代になる。パリでは毎日のように多数の人間がギロチンにかけられ、社会機能がマヒし物価のものすごい高騰、治安の悪化、いつだれが処刑されるかの恐怖の中、ロベスピエールが糾弾され処刑される。その後も混乱は収拾されず、これを解決する強権的なリーダーシップが待望される中、イタリアとの戦いで活躍した英雄ナポレオンが次の時代の主役になっていく。
フランス革命の中に現代のフランスの人たちが自分たちの主張するときに行動に訴えるという起源を感じるとともに、民主主義が作られる際にいかに血が流されたのかがわかる。また、歴史とはこんなにも意図しない展開をするものであることを感じた。
2025年6月30日月曜日
「虹の鳥」
「虹の鳥」目取真俊著(影書房)を読む。沖縄の問題を語る目取真俊の代表作との評価のある作品。このような激しい暴力描写のある作品を読むのは初めてである。人間性の全くない比嘉にカツヤが中学生から、高校中退、社会人となるなか暴力で支配されていく様子。比嘉に指示されるまま、覚せい剤?で廃人にされつつある少女(マユ)を利用した美人局。比嘉からカツヤなどがうける暴力、美人局の客に加えられるカツヤの暴力、同業者の男女に加えられる比嘉とカツヤの暴力と性暴力などが詳細に描写される。沖縄の米軍問題を背景にゆがんだ社会(米軍に様々な権利が蹂躙されるとともに基地の土地使用料や米軍が落とす金で潤う社会)が背景にあり、そのなかでやくざの末端のチンピラの活動が描かれていく。あまりに詳細な暴力表現に途中読むのが止まってしまった。最後に比嘉の暴力の中、アクシデントで殺害することになり、マユとあてもなく逃げるカツヤ、救いのない結末である。沖縄の社会の問題を描いているのだが、人に勧めるのが難しい本である。
2025年4月24日木曜日
「なぜ日本は没落するか」
「なぜ日本は没落するか」(岩波書店)森嶋通夫著を読む。ノーベル経済学賞に日本人で一番近かったとされる経済学者が 20世紀末に日本の没落を予想する。以下その内容をまとめる。戦前の教育と戦後の教育の不整合、戦後の使命感のないエリート、日本陸軍の思想が戦前戦後の日本社会の構造にいかに影響したか、高度経済成長のとにきのみ有効だった終身雇用と年功序列、詰め込み教育から考える教育への転換の必要性、国の行き詰まりを解決するには東アジアの連係が必要、そのために必要なこと、太平洋戦争からの日本の総括、東條英機、昭和天皇はどんな行動をとったか、不景気になるとでてくる右側の喧伝、歴史の事実を学ぶ重要性。日本に関する深い考察がなされ、そういうことだったかと感じることが多かった。
2025年2月3日月曜日
「蟹工船」
「蟹工船」小林多喜二著を青空文庫で読む。戦前のオホーツク海での蟹工船(蟹をとり、加工し缶詰を作る)を素材にした小説。過酷な労働と理不尽な労務管理のもとでの最底辺の人びとの生活を描く。その臭いや汚れがこれでもかと表現される。利益のため沈没船を無視、働かない・反抗的な者に対するリンチ、当時の露骨な資本主義下での搾取される捨てられる人びと、その中に芽生えた連帯、そして失敗、本文では自分たちの権利獲得までは描かれていない。
前に小樽を訪ねたことがある。坂の多い街を歩き歴史的な建造物や観光化された運河を見たが、小説とはいえこんな側面もあったのを再認識。またドライブで小樽の高台に行ったときの多喜二のモニュメントを見た。2025年1月19日日曜日
「北朝鮮へのエクソダス」
「帰還事業」の影をたどる 北朝鮮へのエクソダス,テッサ・モーリス‐スズキ著,田代泰子訳(朝日新聞社)を読む。
主に1959~67年に9万強の人々が北朝鮮の渡った帰国事業がいかに行われたのかを調べたレポート。赤十字やアメリカなどに残され、開示された文章を丁寧に分析してその全体像を明らかにする。植民地をもっている国が負けそれを手放す場合、自国にいる旧植民地の人には自国の国籍を与えるのが通常であるが、日本の場合朝鮮人、台湾人から日本国籍を取り合上げたことが問題の基礎にある。この事業の発端は、4.3の済州島での虐殺のさいに日本に逃げてきた人たちが北朝鮮へ行くことを希望したことにはじまる。在日の朝鮮人は多くが南朝鮮から来ておりこの人たちが帰還事業で北朝鮮に行ったことになる。
この事業は日本政府、北朝鮮、韓国(李承晩)、アメリカ政府、ソビエト、赤十字のそれぞれのことなる思惑がいかにぶつかり合って成立する。日本の場合政府が政治・治安(貧困にああえぐ者たちの中には共産主義活動に走るものも多数いた)・経済(社会福祉の重み)上の懸念と偏見から彼らを排除したいという考えからである。北朝鮮は当初乗り気がなかったが、朝鮮戦争後の人手不足と対外的に人道をアッピールできること、日本・韓国に対する楔の考えがあった。韓国は北朝鮮への帰還事業には強烈に反対していたが、赤十字が関与する人道的な行事に反対できなかった。アメリカは日本の左右いずれもが帰国事業に賛成でかつ安保改正をひかえていたので賛成した。ソビエトは台頭する中国に対して北朝鮮への影響力を高める狙いがあった。赤十字本部は当初人道支援という題目で動かされたが、その実態を知るにしたがって及び腰になる状況になり、また赤十字の中での日本赤十字および朝鮮赤十字の本部とは異なるかんがえのもと行動する。
最後に帰還者の苦労が語られている。北朝鮮に余裕があった当初はそれなりの待遇があったが、その後多くのものが苦難な状況に追い込まれる。そのなかから脱北をする帰還者。複雑な戦後政治の中で行われた帰還事業を実態を教えてくれる本であった。
2024年12月31日火曜日
「ハンナ=アーレント」
その生涯と全体主義に関する興味から、ハンナ・アーレントの解説書を読んだ。「ハンナ=アーレント」太田哲男著(清水書院)である。生涯(前半生)、「全体主義の起源」、その後の所著作(「イスラエルのアイヒマン」など)からなる。ハンナ・アーレントによる全体主義の成立の流れをまとめる。
国民国家の成立 19世紀のヨーロッパにおけるナショナリズムの台頭と密接に関連する。国内では少数民族の排除または同化政策を行う、ヨーロッパにおけるユダヤ人排斥はこの流れに沿うもの。
帝国主義の発展 特定の国家が他の国や地域を支配し、その資源や市場を自国の利益のために利用する政治形態。19世紀から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパの大国(英仏蘭等)がこれにあたる。
全体主義主義の成立 全体主義体制は20世紀にナチス・ドイツのヒトラー政権やソ連のスターリン政権などでドイツは海外の植民地化に遅れたためこの方向に進む。政府が社会全体を完全に支配し、個人の自由や権利を制限する政治体制。強力な中央集権、プロパガンダと情報統制、秘密警察と監視、個人の権利の抑圧、一党独裁などの特徴がある。
この本はないが日本の全体主義を調べると、構成要素をバラバラにするのが全体主義の特徴だがこれは弱いが、日本の文化には個人よりも集団の利益を優先する考え方がありこれは親和性がありヒトラー政権やソ連のスターリン政権との違いがあるようだ。
2024年12月27日金曜日
「太平洋戦争の歴史」
「太平洋戦争の歴史」黒羽清隆著(講談社学術文庫)を読む。太平洋戦争の学者による通史を読むのは初めて、本来はこの著者による別の本を読もうとしたのだがこの本で良かった。個々の出来事については知っていることも多かったが戦争を連続として全体を俯瞰することができる。アメリカとの開戦時のアメリカ側の考え、4年の戦争のうち勝っていたのはアメリカが本気を出していない半年であったこと、大東亜共栄圏の実態、学童疎開と敗戦後の子供たちの変化、玉砕と集団自決に追い込まれる日本人の姿など再認識させられることが多々あった。
2024年12月17日火曜日
上野公園
時間を作って都心の公園を歩いているが、今回は上野公園の散策した。ここは徳川家の菩提寺のひとつである寛永寺の敷地だったが、大政奉還のさいこれに反対する彰義隊と薩長連合軍との戦争で焼き払われ、そのあと公園として生まれ変わった場所です。上野駅から初めに西郷隆盛像まで歩く、続いて彰義隊の慰霊碑、清水観音堂、顔のみ残る大仏を見る。次に見学したのは上野東照宮で、左甚五郎の龍の彫り物などあり、見栄えがした。またすぐそばに五重の塔がある。精養軒で昼食をとった後、博物館敷地にある移築された大名屋敷の唐門を見学し、さらに寛永寺に到着。本堂は川越の喜多院からの移築だそうである。本堂の左右にある竹の飾りや将軍の墓の前の唐門をみて、鶯谷駅に至る。
2024年7月28日日曜日
「アドルフに告ぐ」
「アドルフに告ぐ」手塚治虫著を読む。戦前〜敗戦の歴史を背景にした4人の群像劇。4人とはヒットラー、日独の親を持つA、在日ユダヤ人のB、そして狂言回しの新聞記者Cである。彼らや周りの人々が歴史のうねりの中で翻弄される姿を描く。AとBとは子供の頃親友であったが、Aはドイツに行きナチス党員になり出世していく、Bは日本のユダヤ人社会の中で生活基盤を作っていく。命を受け日本に戻ったAはBと衝突、最終的には殺し合うことになる。ヒトラーについてもきちんとした資料を下に描かれている。
手塚作品1番とも評価されるので手に取る。漫画なので複雑な展開でも理解しやすい反面、人物の心理描写の部分で文章のほうが優れていると感じた。2024年7月4日木曜日
「苦海浄土」
「苦海浄土」講談社文庫(石牟礼道子著)を読む。社会運動をする著述家の菅野完の原点だとの話を聞き、読んでいなかったので手に取る。
水俣で起こったことを被害者に寄り添いながらその実態を告発するレポート。豊かな海の貧しい漁民に降り掛かった不条理な災禍、その中で翻弄される人々。隠そうとする企業、一貫した政府の企業よりの態度、それに追従するマスコミ、事実をあきらかにしようとする勇気ある人々。方言が多くやや読みにくい文体だがすごい記録である。水俣病について調べていて印象になった人を上げておく。宇井純:水俣病の研究と社会への広報に取り組んだ研究者、東大で干され万年助手の扱いを受ける。ユージン・スミス:世界に水俣病を発信した写真家、取材の際に会社関係者の暴力を受けそれも原因のひとつで亡くなる。
2024年5月21日火曜日
『沖縄「戦後」ゼロ年』
『沖縄「戦後」ゼロ年』目取真俊著(生活人新書)をよむ。小説「虹の鳥」の評判を聞いて、本作家に興味を覚えて手近にあって未読だった本書を手に取った。彼の小説の背景に当たる思いをまとめたもの。章立ては、沖縄戦と基地問題を考える(はじめに「戦後60年」を考える前提、私にとっての沖縄戦、沖縄戦で小説を書くこと、基地問題)、〈癒やしの島〉幻想とナショナリズム 戦争・占領・基地・文化。沖縄の方が語るので迫力が違う、天皇に対する思い、復帰後の沖縄教育界の問題、ヤマトの沖縄に対する仕打ち、本土のマスコミではここまではっきりと言わない、沖縄の本音が語られている。
2024年2月25日日曜日
安倍公房「壁」
安倍公房「壁」を読む。指揮者の小澤征爾が先日亡くなったとき、満州出身で共通する基盤を持つ文化人の一人として紹介されていたのに興味を持ち、今まで読んだことがなかったので手に取った。またその紹介では小澤征爾の指揮のことをクラッシックは堅苦しいものでなく楽しくなくてはいけないとの評であった。
多数ある作品の中で、高校教科書にもとりあげられていた「赤い繭」のある「壁」を選ぶ。「壁」は最初の前衛的代表作で、第25回芥川賞を受賞した。「S・カルマ氏の犯罪」「バベルの塔の狸」「赤い繭」の中編と短編からなる。「S・カルマ氏の犯罪」は名前を失った主人公が裁判にかけられ、そこから逃げたり、最後に壁になる話。話についていくのが大変で、読後に「不思議の国のアリス」を連想する。「バベルの塔の狸」は主人公が狸のような動物に影をとられ、その結果透明人間になり、狸に連れられてバベルの塔に行き、危機的なところを時間彫刻器で時間を戻し影がとられるのを防ぐ話。杜子春狸として中に出てくるが、読後に「杜子春」に似ていると思った。「赤い繭」は短編集で「赤い繭」「洪水」「魔法のチョーク」「事業」からなる。SFショートというと星新一だが、安倍にくらべると星には不条理またハチャメチャという要素が少ないような気がする。
2024年2月6日火曜日
「日本近代化と民衆思想」
「日本近代化と民衆思想」 (平凡社ライブラリー) 安丸 良夫著を読む。日本人の意識構造の変化として、江戸時代に商品経済が発達する以前の庶民は因果応報的な、前世での行いが今の生活を規定するとの世界観を持っていた。商品経済が発達するとそれでは説明できない没落をする人々が現れ、そうならない生活をする生活指針として勤勉、倹約、謙譲、孝行などが貴ばれるようになった、これは儒教と功利主義を基礎とするものである。そしてこれが明治時代の日本の近代化を成功させる思想的背景になったとされる。徳目は西洋キリスト教社会と似ているがこちらは神との個人的な関係を基礎とするものである。日本社会を理解するのに良書との指摘がユーチューブであり手にとった。
本書は江戸時代から明治にかけての、庶民の価値観、世界観を分析したものである。素材としては新興宗教(富士講、丸山教など)、一揆や打ちこわしなどを通じて封建制度の中でいかに生活の矛盾を彼らが解決しようとしたかの精神性や行動が調べられ、その唯心論や封建制度を前提とする戦いの限界が語られる。民衆が行動を起こす際には新たな世界観や哲学が必要であることが感じられた。この手の分野は初めてなのでやや理解が追い付かなかった。またこのような分野が研究対象になっていたのを再認識した。2020年7月25日土曜日
ワイルドサイドをほっつき歩け
2019年3月17日日曜日
福岡河岸記念館
また、明治に現在の西武新宿線が開通(本川越~国分寺)し、物資輸送がそちらに移り、そのため回漕問屋の当主が新河岸川沿いの衰退を懸念して現在の東武東上線を建設に尽力したことなどは初めて聞いた話である。
2019年1月3日木曜日
冬の石川県を訪ねる
金沢では永平寺、山代温泉、兼六園、金沢城、ひがし茶屋街などを訪ねた。永平寺は福井県の禅宗の寺、鎌倉の建長寺より小さい。山代温泉は内陸にある単純泉で、静かな温泉街である。宿では一向一揆太鼓を鑑賞した。兼六園は金沢城の背後にある台地上の庭園でちょうど雪が積もっていて雰囲気が良かった、城の水の確保の意味もある。金沢城は建物が失われていたが、現在1つ1つ復元されつつある。ひがし茶屋街は茶屋文化の遺構で芸者と旦那衆がはぐくんだ文化が興味深かった。時代としては一向一揆の戦国時代(一向一揆太鼓)、加賀百万石の文化(金箔、和菓子)、北前船の影響(茶屋の文化)、明治以降(陸軍の駐屯、経済的な沈滞)、北陸新幹線の影響がある。
能登では和倉温泉、輪島、のと鉄道を訪ねた。和倉温泉は食塩泉である。有名な加賀屋に泊まった、文句のつけようのない設備、対応、食事であった。館内の美術品巡りに参加した。温泉は秋が観光の中心のよう、冬はカニやブリなど食べ物はおいしい。輪島では朝市を訪れた。地元の海産物の販売が多い。輪島塗の工房を見学したその手のかかる様子を十分教えられた。有名な棚田を見学、海に落ち込む傾斜に作られた棚田である。最後にのと鉄道にのる。穴水駅から和倉温泉駅まで乗車したが、第3セクターで途中停車し風景の解説をするなど様々な営業努力をしている。なおこの路線はJR時代輪島まで伸びていた。能登は石川県の中でも人口減少に悩む地域、金沢新幹線の恩恵は必ずしも現れていない、一向一揆の戦国時代の文化がある。
冬の北陸は北西の季節風が強く気温が低い、また日射量が少なく半分融けかかった雪が降るのが特徴で、関東地方とは違っている。荒れた日本海と風の冷たさが印象に残る。
2018年9月24日月曜日
孤独な老人
ツアー旅行に1人参加する老人、周りと積極的に会話するでない。集合時間に遅れてきても何も言わない、割り込みをする。楽しいのだろうか。
1人で登山する老人、むかし単独行といえば若者だったようであるが。気を使わないですむのだろうが危ない感じがする。
リタイヤした後、時間を持て余しているのだろう。気の合うものと旅行や登山サークルに参加し楽しむのが基本だと思うが、集団を嫌っているのだろうか。また集団に入れないのではないか?
こんなことを考えるのは自分の問題だからでもある。お金のためでもあるが、社会参加の必要性がある。人生を有意義にする活動をし続けないと生きている意味がなくなってしまう。
2018年4月30日月曜日
「AI VS. 教科書が読めない子どもたち」
すでにMARCH入学レベルに達した「東ロボくん」プロジェクト。ただこれ以上は難しい。それはささえるAI技術のなかで行われている問題点、AIは計算と確立・統計により問題を解いていて、問題文の中身を理解できないため。今の数学ではこれ以上の発展は無理である。シンギラリティ(技術的特異点)はまだ夢の話である。
確実に発達するAI技術、チェスや囲碁の成果、ワトソン(IBM)の企業での利用、機械翻訳の世界。今後、私たちの仕事の半数がAIにとってかわられる。この時どうしたらよいか?
AIにできない人間にしかできない知的仕事には、文章の読解力が最低限必要であるが、全国読解力調査から分かった教科書が読めていない児童・学生がいかに多いか。この力を教育のはじめに付ける必要がある。
AIの現状、今後の発展と社会の変化、そして今の学生の問題点が数学者らしい実証データを使って淡々と語られている。知的に面白いとともに考えないとならない問題が多く含まれている。
2017年10月8日日曜日
生月島
私自身は、島内を車で巡り、柱状節理で有名な「塩俵の断崖」や牛の放牧をみて、港での釣り体験をした。漁港では回遊するシイラが旬で盛んに水揚げされていた。民泊は地域おこしに一役買っているようだが、高齢化で受け入れ家庭を新しく探すのが大変なようである。
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