夏休みにおもに植物を中心に利尻島と礼文島をそれぞれ1日ずつ訪ねてきた。
利尻島は200万年前に隆起した基盤の上での噴火によって生まれる。大きく5期(Ⅰ~Ⅴ)に分けられる火山活動の噴出物が積み重なってできた「成層火山」であり、約9万年前までには現在のような山が形成されていたと考えられている。 現在は火山活動を停止しているために、山体は標高500m以上では著しく浸食され、それよりも下では緩傾斜の溶岩台地または扇状地形を示します。沓形から島をぐるりと回って観光をした。沓形はⅣ期の溶岩で、7?3.7万年前に流れた玄武岩質溶岩で、丸みを帯びた細かい穴が多数空いているのが特徴で、「パ・ホイホイ溶岩」と同じものです。次に訪れた仙法志岬は最新のⅤ期で赤っぽい溶岩が目立った。また南原湿原、オタトマリ沼、姫沼を見学したがいずれもⅤ期の活動期の側噴火の火山でその際できた凹地に水がたまった湿地または池である。
礼文島は隆起した大地で、北部と南部は第三系、中央部が白亜系からなる。はじめにレブンウスユキソウを見に白亜系の分布域を歩く、山の稜線はなだらかで樹木がなく草原がつつき森林限界超の様相を呈する(厳密には亜高山帯のようで山火事等で失われたものを再生させようとしているがその厳しい自然のせいで成長速度が非常に遅く思うようにならないようである)。そのあと澄海岬とスコトン岬を訪ねた。いずれも第三系の領域で、澄海岬は貫入岩による柱状節理がみられた。
2013年8月3日土曜日
2013年7月28日日曜日
ミニ標本
昨年、一般の人への地質案内で荒川で岩石標本作りを行った。このさいポリプロピレンのパーツケース(ビーズケース)を使って標本作りを行ったのだが、これが非常に楽に標本作りができる道具だと分かり以降自身の持っているサンプルの整理を空き時間にコツコツと行ってきた。
地学の教員をやっているとサンプルがたまり、古い使わないものから捨てることになるのだが、今考えるとかつて集めた貴重なものも転勤の際にけっこう捨ててきてしまった。それもあってここで使えそうなサンプルをミニ標本化したのだが、大きく分けると次の5つの標本群になった。
・埼玉の各地の岩石、化石、鉱物のサンプル・・・中津川、秩父盆地など
・外国の岩石・・・バルト楯状地、中国
・授業実践・・・石器(矢尻)、製鉄(テルミット)など
・テーマ別(寄贈品等含む)・・・砂漠の砂、火山噴出物など
・登山・・・赤石山脈、飛騨山脈など
全部でケースが20強になるが、これで使わないサンプルは転勤の際などに勢いよく捨てられることになった!?
地学の教員をやっているとサンプルがたまり、古い使わないものから捨てることになるのだが、今考えるとかつて集めた貴重なものも転勤の際にけっこう捨ててきてしまった。それもあってここで使えそうなサンプルをミニ標本化したのだが、大きく分けると次の5つの標本群になった。
・埼玉の各地の岩石、化石、鉱物のサンプル・・・中津川、秩父盆地など
・外国の岩石・・・バルト楯状地、中国
・授業実践・・・石器(矢尻)、製鉄(テルミット)など
・テーマ別(寄贈品等含む)・・・砂漠の砂、火山噴出物など
・登山・・・赤石山脈、飛騨山脈など
全部でケースが20強になるが、これで使わないサンプルは転勤の際などに勢いよく捨てられることになった!?
2013年7月13日土曜日
nex-3
部活の予算で生徒用のカメラを購入。sonyのnex-c3の標準ズームである。ここ3年で毎年1台そろえて3台目になる。この機種を選んだ理由は
1.ミラーレスであること・・・ミラーぶれがあると惑星写真が撮りづらいため
2.モニターが角度を変えられること・・・上に向ける天体望遠鏡につけるのには必須
3.軽いこと・・・天体望遠鏡に負荷を与えないため
である。ただし不満をいうと
1.セルフタイマーが10秒しかないこと・・・シャッターを切る際の振動をキャンセルするために必要、3秒があるとありがたい
2.最新機種はズーム対応レバーやポップアップフラッシュと余計な機能が付いたので古い機種を選択した。
1.ミラーレスであること・・・ミラーぶれがあると惑星写真が撮りづらいため
2.モニターが角度を変えられること・・・上に向ける天体望遠鏡につけるのには必須
3.軽いこと・・・天体望遠鏡に負荷を与えないため
である。ただし不満をいうと
1.セルフタイマーが10秒しかないこと・・・シャッターを切る際の振動をキャンセルするために必要、3秒があるとありがたい
2.最新機種はズーム対応レバーやポップアップフラッシュと余計な機能が付いたので古い機種を選択した。
2013年6月17日月曜日
東京軽石層
5.2万年前に箱根火山で起こった大規模なプリニー式噴火による軽石質の堆積物。堆積物として降下火山灰と軽石流とが識別される。
降下火山灰は偏西風に乗って東に向かい箱根の東側が最も厚く埼玉では10cm前後のところが多い。神奈川・東京・埼玉の武蔵野ローム層では白色で一番目立つ重要な鍵層である。
軽石流は降灰直後に複数回起こり箱根火山上空にできた噴煙柱から落下するように降下し低い方向へ流れるように移動し堆積したため箱根周辺の四方八方に分布する。
東京軽石層を訪ねる
降下火山灰は偏西風に乗って東に向かい箱根の東側が最も厚く埼玉では10cm前後のところが多い。神奈川・東京・埼玉の武蔵野ローム層では白色で一番目立つ重要な鍵層である。
軽石流は降灰直後に複数回起こり箱根火山上空にできた噴煙柱から落下するように降下し低い方向へ流れるように移動し堆積したため箱根周辺の四方八方に分布する。
東京軽石層を訪ねる
2013年5月19日日曜日
「NHK出版 今日の健康 認知症」
父の状況を理解する手助けになるかと考えて「NHK出版 今日の健康 認知症」山田正仁監修を読む。
認知症とはなにか、軽度認知障害、アルツハイマー病、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症などの症状と治療法がコンパクトにまとめられている。
とくに直接的に参考になったのはアルツハイマー病と血管性認知症の仕組みと症状、治療薬のドネペジルやメマリーのことなどであった。
認知症とはなにか、軽度認知障害、アルツハイマー病、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症などの症状と治療法がコンパクトにまとめられている。
とくに直接的に参考になったのはアルツハイマー病と血管性認知症の仕組みと症状、治療薬のドネペジルやメマリーのことなどであった。
2013年5月18日土曜日
大磯丘陵
ローム層から鉱物を取り出し観察する実験の試料を取りに大磯丘陵に行ってきた。
ロームの露頭ゆえに解説書がやや古くなっているせいか、書かれた露頭が確認できないまた貧弱になっていてやや期待外れであった。
ただし、最大径5cmのパミスが厚く堆積する東京軽石層や海成層の上に多摩ローム?の乗る露頭などが確認できた。また給源火山に近いせいでテフラが粗粒化し埼玉のロームとは印象が全く異なっている。
ロームの露頭ゆえに解説書がやや古くなっているせいか、書かれた露頭が確認できないまた貧弱になっていてやや期待外れであった。
ただし、最大径5cmのパミスが厚く堆積する東京軽石層や海成層の上に多摩ローム?の乗る露頭などが確認できた。また給源火山に近いせいでテフラが粗粒化し埼玉のロームとは印象が全く異なっている。
2013年5月3日金曜日
20cm口径でみる土星
土星の観望・観測のシーズンが始まった。次に20㎝シュミカセで見える土星についてまとめる。
本体・・・上下方向にやや縮まった形で、極半径は赤道半径に対して10%短い。色はやや黄色味を帯びており、薄いが木星の様な縞がある(20㎝口径だと分かりづらい)。
環・・・地球からは次の3つの環が見られるという。それは、外からA環(土星中心から土星直径の1.1倍の距離)、カッシーニの間隙、B環(一番明るい、0.87倍)、C環(0.69倍)である。しかし、外側やや暗くて(A環)内側が明るい(B環)のはわかるがはっきりとは写真に映ってくれない。
衛星・・・約60個とされるが、20㎝で写真に撮れるのは以下の5つであるが外側のイアベトゥスは離れすぎていてわかりずらい。
内大衛星群
テティス、直径1100km、土星中心から土星直径の2.4倍の距離、公転周期1.9日
ディオネ、1100㎞、3.1倍、2.7日
外大衛星群
レア、1500㎞、4.4倍、4.5日
タイタン、5200㎞、10倍、16日、肉眼で確認できる
イアベトゥス、1500㎞、30倍、79日
本体・・・上下方向にやや縮まった形で、極半径は赤道半径に対して10%短い。色はやや黄色味を帯びており、薄いが木星の様な縞がある(20㎝口径だと分かりづらい)。
環・・・地球からは次の3つの環が見られるという。それは、外からA環(土星中心から土星直径の1.1倍の距離)、カッシーニの間隙、B環(一番明るい、0.87倍)、C環(0.69倍)である。しかし、外側やや暗くて(A環)内側が明るい(B環)のはわかるがはっきりとは写真に映ってくれない。
衛星・・・約60個とされるが、20㎝で写真に撮れるのは以下の5つであるが外側のイアベトゥスは離れすぎていてわかりずらい。
内大衛星群
テティス、直径1100km、土星中心から土星直径の2.4倍の距離、公転周期1.9日
ディオネ、1100㎞、3.1倍、2.7日
外大衛星群
レア、1500㎞、4.4倍、4.5日
タイタン、5200㎞、10倍、16日、肉眼で確認できる
イアベトゥス、1500㎞、30倍、79日
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