来年度の課題研究で池子層を取り上げたいと考えて、逗子の鷹取山を歩いた。地元の人の気軽なハイキングコースのようで、1月なのに昼頃は思った以上に歩く人がいた。山頂はかつて鷹取石を切り出していたとのことで垂直の崖が複数あり、岩登りを練習する人が10人以上見られた。また、山頂からの360度の展望は素晴らしく、丹沢から富士、江ノ島、大島、三浦アルプス、観音崎、房総半島、東京方面を望むことができた。このあと採集したサンプルを処理する。
2021年1月11日月曜日
2021年1月2日土曜日
2021年天体現象
1/24 水星東方最大離角
5/17 水星東方最大離角
5/26 皆既月食(月出帯食)皆既食20:11-20:26
8/2 土星衝
8/20 木星衝
9/14 水星東方最大離角
9/15 海王星衝
9/21 中秋の名月
10/30 金星東方最大離角
11/5 天王星衝
11/8 金星食(昼間)13:42-14:33(月齢3.3)
11/19 部分月食(月出帯食)食の最大18:03ころ(食分0.97)
12/3 火星食(昼間)8:17-9:33(月齢28.1)
12/8 金星最大光度
2020年12月31日木曜日
蝋梅
年末に秩父に行く機会があり、宝登山にロープウェイで登り蝋梅を鑑賞した。前に初春に訪れて見たことがあるので2回目になる。蝋梅は中国原産の落葉低木で、12月中旬から2月にかけて、香り高い花を咲かせる貴重な存在です。山頂の花木は梅も一部咲き出していていたほかや冬桜も咲き残っていた。また、山頂からは武甲山やみのやまをバックに秩父盆地が一望された。帰りは20分ほどかけ植林された林の中の林道を下った。
2020年12月26日土曜日
地学研究大会
春日部高校で地学研究大会に参加した。コロナ下で役員の方はよく開催してくれたと思う。私は、「地と科」に投稿した論文をまとめなおしたポスターで参加した。題目は「三浦半島の放散虫化石を調べる-所沢北高校理数科課題研究-」であった。そんなに反応があると期待していなかったが、そこそこ質問を受けた。化石の処理方法や実際の運営に関するものであった。
講演会は福島大の柴﨑直明氏で福島原発に関する地下水問題について詳細な資料を基に現在東電が使っているモデルの不備や、今後の対応の可能性について語っていた。
2020年11月6日金曜日
課題研究調査
生徒3人を連れて朝比奈切通しを歩く。理数科2年生の課題研究の野外調査で、本来は5月頃行うのだが、コロナウィルスの関係でこの時期になった。
金沢八景駅で待ち合わせし、切通しに向かう。初めに駅背後の丘陵(高位段丘面)に登り海方面と丘陵方面を展望する。次に鼻欠け地蔵の背後の丘陵で池子層の観察とサンプル採集をする。そのあと切通しの道に入る。入口で池子層の観察をする、その後神社の分岐のところから斜交葉理のみられる浦郷層を観察、切通しの最高点は磨崖仏がある。下りの道は道のわきに排水の窪みに水が流れている。しばらく下ると切通しの碑があり、ここで昼食をとる。この周辺は白い火山灰?がポツポツ入る砂質の泥岩である。このあと川沿いの道を少し歩き車道になる。鎌倉までは池子層から逗子層への変化を観察したいと思ったが道沿いにはほとんど露頭がなく、しばらく歩いて鶴岡八幡宮の入り口に着く。
2020年10月30日金曜日
「地球の変動と生物進化」
「地球の変動と生物進化 新・自然史科学Ⅱ」沢田健ほか編著(北海道大学出版会)を読む。北海道大学で行われた、地球科学と生物の分類進化の融合による地球表層圏の理解を進めることを目的とした活動の一環として出版された本。地球誕生から近年の地球温暖化までの様々な領域の成果をまとめた12編の論文集である。内容的には学部生や大学院生対象とあるとおり高校教科書の先の話しである。正直、非常に参考になったものもあれば、理解が進まなく読むのが苦痛のものもあった。
一番の目的のものは、「新生代の海洋環境と気候変動」で、新生代の気温変動、大陸分布の変化、海流の変化などを総合的にまとめたもので、非常に参考になった。基本的には始新世の気温のピークから現在に向かって寒冷化していること、その間に温暖化寒冷化の変動があること(ビカリアが生きていたのは前後より温暖化した時期)。南極氷床の誕生、アジア・インドの衝突によるテチス海の閉塞、アジア・オーストラリアの衝突による環赤道流の消滅、ヒマラヤ山脈の上昇によるアジアモンスーンの成立など、新生代の変化を総合的に理解できるものであった。
2020年10月7日水曜日
薬物乱用防止の講演
職場で、薬物乱用防止の講演を聞いた。日本薬科大学の齋藤博先生の高校生向けの講演である。
内容は各種薬物、覚醒剤、大麻、ヘロイン、コカイン、MDMAなどの特徴。大麻草は自生していること、この葉をとると犯罪であること。これらの一部が薬として使われる場合のあること(かつてのヒロポン、終末期医療)。またなぜ快感や覚醒効果がえられるか、シナプスにおいてのドーパミンの働きと薬物のかかわり。一度大きな快感等が得られると今までの刺激では満足できなくなる。各種薬物の構造式やその一部が人工的に作られたこと。ストレスなどが原因となって薬物に走ること、またその結果がどうなるかなどであった(日本の薬物事案での刑罰は世界では軽い)。専門家ならではの化学的な情報が多く面白い講演であった。逆の意味で薬物犯罪の実態については新しい情報はなかった。

