秋は惑星観望のシーズンで土星の写真を撮った。またここ10数年の土星写真を並べ環の変化を比較できるシートを作ってみた。環の消失は2年後である。
覚え:半径は地球の9倍、質量は95倍、自転周期は10時間強。太陽からの距離は9.5天文単位、公転周期は29.5年。英語名サターンはローマ神話の農耕神サートゥルヌスに由来する。
秋は惑星観望のシーズンで土星の写真を撮った。またここ10数年の土星写真を並べ環の変化を比較できるシートを作ってみた。環の消失は2年後である。
覚え:半径は地球の9倍、質量は95倍、自転周期は10時間強。太陽からの距離は9.5天文単位、公転周期は29.5年。英語名サターンはローマ神話の農耕神サートゥルヌスに由来する。
午前授業の午後の時間帯に部活動で太陽面観察を行った。
黒点活動のピークは2025年と予想されるので、ここしばらく太陽面を見ると黒点が複数観察されることがほとんどである。写真は動画からスタッキング処理をしたものを明るさコントラストを調整したもので、周辺減光、白斑などもはっきり確認できる。
久しぶりの肉眼で見えるかどうかの彗星が訪れている。ZTF彗星(C/2022 E3)である。2022年3月2日に Zwicky Transient Facility によって発見されたオールトの雲からの長周期彗星です。太陽に最も近づくのは1月13日ごろ、地球と最も近づくのは2月2日ごろである。1月下旬から2月初めにかけてが見ごろとのことで、21日早朝に写真撮影した。電視観望のシステムである。コマを持ち尾を引いている姿が確認できた。
年末に城ヶ崎海岸と大室山を久しぶりに訪ねた。世界ジオパークに指定されたために案内板が充実しており、専門の人間としては理解も進むし、地学の普及という意味で喜ばしく思う。城ヶ崎海岸は施設設備もよくなっている、大室山からは天気も良くぐるりと360度の展望が楽しめた。また双方ともアジア系の外国の方も結構目立っていた。以下周辺の地質についてまとめる。
伊豆東部火山群の形成:100万~60万年前に本州弧へ近づいた伊豆地塊の隆起、丹沢山地の隆起浸食がおこる(上総トラフの形成)。60万~20万年前、伊豆地塊の火山活動による基盤形成とその本州弧への衝突が起こる。15万年~現在、衝突により東西に引き伸ばされ伊豆東部火山群ができる。
構成:一碧湖(10万年前)、河津七滝(登り尾南、2.5万年前)浄蓮の滝(鉢窪山、1.7万年前)、小室山(1.6万年前)大室山と城ヶ崎海岸(8000年前)などからなる。
「亜鉛の少年たち」アレクシエーヴィッチ著を読む。ソ連のアフガン侵攻に参加した帰還兵やその家族の証言を集めたもの。アフガン侵攻がどんなものであったかを浮き彫りにする。当局がいかにして兵士を募集したか、現地ではなにがあったのか、帰国した後のそれぞれの葛藤。送り出した側の母親、妻の状況。もちろん女性も戦争の現場に参加している。戦争の実態が赤裸々に語られている。また出版後の裁判について、個人より国家を第一とする支配層による著者に対する攻撃などがまとめられている。「戦争は女の顔をしていない」に対し侵略戦争であるアフガン侵攻でありついこの間の出来事なので生々しく、口述した人々の悲惨な状況がひしひしと伝わってくる。
個人的な事情でしばらく投稿していなかったが、落ち着いてきたので復活します。
「戦争は女の顔をしていない」(スベトラーナ・アレクシエーヴィッチ著、三浦みどり訳、岩波書店)を読む。
ノーベル賞作家の主要な作品で今まで読んでいなかった作品を手に取る。第二次世界大戦時のソビエト連邦の従軍女性(女性兵士、看護師など)、パルチザンの証言集。まじめな彼女たちがいかに戦争に参加していったか。従軍女性からみた戦争の現場はどんな状況であったか。戦後彼女たちがどんな扱いをうけてきたかが多数の証言で明らかにされている。歴史の教科書では見えなかった戦争の姿を明らかにしてる作品。