2018年7月16日月曜日

平成30年7月豪雨

 6月28日から7月8日にかけ、停滞する梅雨前線に台風からの湿った風により活発化し、西日本を中心に記録的な降水量になった。この結果、西日本の複数のヶ所で河川の氾濫、浸水、土砂災害が起こり、200人を超える死者・行方不明者が出ている。
 梅雨の末期に停滞する梅雨前線に関連して、最近は毎年のように人的な被害が出ている。しかし、それが1か所にとどまらず広範囲で複数の場所で同時に出ているのは今までになかったことのような気がしてならない。単純に地球の温暖化に伴う気象災害の大規模化といっていいものなのか判断に迷っている。

2018年7月2日月曜日

ペルム紀の大絶滅

 コズミックフロントNEXT「ペルム紀 地球史上最大の大量絶滅 真犯人を追え!」を見る。
 PT境界で起こった大絶滅は2回の絶滅からなる。前半の絶滅は地球の寒冷化による。ペルム紀前期は地磁気の逆転が非常に少なかった。中期後期になると平均25万年ごとに入れ替わるようになる。これはパンゲアの成立によりその下に海溝から地球に沈み込んだ塊が巨大化し(メガリス)グーテンベルグ面に落ち込み核に影響を与えて起こったと考えられる。この影響はたびたびの磁場の消失、そして宇宙線の増加さらに雨雲の増加、地球の寒冷化となり前半の絶滅を起こした。
 後半の絶滅は温暖化によって起こった。メガリスの沈み込みを原因として、スーパープル―ムが発生、100万年にわたって非常に活発な火山活動がパンゲア全域で起こった。CO2、CH4濃度が上昇し温暖化と乾燥化が進んだ。

2018年7月1日日曜日

ホタル観察

 埼玉の鳩山のNPOによるホタルを見る会に参加する。岩殿丘陵の鳩山町側の渓流でホタルを観察するのもだが、6月30日(土)に夜7時に集まり7時半から8時半まで渓流沿いの道を案内者と歩いた。
 ホタルの明かりは明滅するので遠くの街灯とは区別できゲンジボタルは数秒、ヘイケボタルは0.5秒程度の周期である。写真で撮ったところ黄色い光として写った。ゲンジとヘイケをあわせて20~30個体確認した。ことしはよく出ているそうである。この地域のホタルは他地域から移植されたものでないそうで、例年だとゲンジの季節でこのあとヘイケになるのだが、今年は早いそうだ。またホタル以外の話題として渓流沿いの小さな休耕田では過去アカガエルがうるさかったのだが、ことしはアライグマの影響でいなくなってしまったそうで、その捕獲もしているとのことである。

2018年6月17日日曜日

スロースリップ

 6月初め千葉県東部の地下でスロースリップが起こり、今後の地震活動が懸念されている。
 スロースリップとは通常の地震を伴わない断層活動のことで、ゆっくりと変位するため地震動の継続時間が長く、周期が長めの地震を伴う。海洋プレートの沈み込み帯でよくみられる。
 沈み込み帯ではプレートの境界が上部と下部に分けられる。上部は固着域(アスペリティ)と遷移領域に分けられ、固着域は変位をため込んで一気に崩れる変形をし地震を起こすのに対し、遷移域はスロースリップを起こしながら変位の解消をする。スロースリップが起こるとそれをきっかけに固着域が破断すると考えられる。下部は安定滑り域と呼ばれ地震は起きない。
 さらに地震計にかからないサイレント地震も存在し、GPSによる観測によって発見される。また地震動が小さいにもかかわらず津波を伴う津波地震も知られていて(1896年の明治三陸津波)、これもスロースリップに入れる場合がある。

2018年5月28日月曜日

貝類の進化

貝類とは
 石灰質の貝殻をもつ軟体動物が貝類であるが、現在その仲間には3種類いる。それらは二枚貝の仲間(二枚貝網)、ツノガイの仲間(堀足網)、巻貝の仲間(腹足網)である。二枚貝網は体の左右に対称な殻をつくり、敵が来ると貝柱で殻を閉じる。腹足網は体の腹面全体が足裏になり内臓が殻の内部に入る。
 生物の進化史の中では石灰質の貝殻をもつものは他にもいたがいずれも現在の貝類とは異なる進化を経たもので貝類には所属しない。
貝類の進化
 動物は古生代のはじめに腔腸動物から環形動物、節足動物、軟体動物、脊椎動物が分化をした。この後軟体動物は無板網(カセミミズ)、多板網(ヒサラガイ)、単板網(ネオピリナ)に分化した。さらにオルドビス紀に単板網が二枚貝網、堀足網、腹足網、頭足網に分化した。
進化の過程での似た者たち
 古生代デボン紀には腕足類が栄えた。腕足類は腹側と背側に非対称の殻をつくる。また長い触手をもつなどの特徴がある。現生のシャミセンガイが仲間である。
 アンモナイト(頭足類)が中生代に栄える。体は胴,頭,足の3部からなり、巻いた殻の内部に体を納めている。現生のイカ、タコ、オオムガイが仲間である。
貝類の示準化石
 中生代三畳紀にはエントモノチスが栄える。中生代ジュラ紀~白亜紀にはトリゴニア、イノセラムスが栄える。新生代新第三紀にはビカリアが栄える。新生代第四紀にはトウキョウホタテが栄える。これらはそれぞれの時代の示準化石である。

2018年5月27日日曜日

観音崎調査

 理数科課題研究で観音崎を訪ねる。
 生徒は3人、浦賀駅に集合しバスで鴨居まで、ここから海岸沿いに歩き所々サンプル採集をする。博物館までは火山噴出物の少ない逗子層が露出する、2ポイントでサンプル採集。博物館のそばの展望広場で昼食、愛想のいい黒白猫が出迎えてくれる。午後はトンネルを抜けて池子層を観察し、サンプルを1ヶ所で採集、バーベキューの広場から森に入る。常緑樹の林で途中りすがうなり声をあげ追っかけあうのをみる。砲台跡を見学し、観音埼灯台を見学。ここからもう一ヶ所の砲台跡を見て博物館に下る。観音崎大橋を渡ったところの腰越バス停から浦賀駅までバス。浦賀駅そばの逗子層の露頭を調べ、試料採集しこの日の調査を終える。

2018年5月4日金曜日

重金属

 ユーチューブでヒストリー・チャンネルの「重金属」をみる。重金属の世界を大雑把に教えるのにちょうどよい内容である。
 金属の起源は地球創世期に集まったものと隕石によりもたらされたもの。26Fe以上の金属を重金属。92Uは核の熱源となっている。原爆、原子力発電所で利用される。12世紀までに人類が知っていた金属はAu、Ag、Hg、Sn、Pb、Fe、Cuの7種類。Au、Agは装飾品、液体のHgはAu、Agを溶かすのに利用。Cuは最初に使われた金属、自然銅、精錬、Snとの合金と発展。次がFe、融点が高いがふいごの発明、木炭から石炭、スチールの発明と発展。スチールはFeからO2を使ってCをとりその後必要に応じて一定量のCを加える。これにより大構造物の建設が可能になる。Pbは重く遮蔽性が高く、放射線のカットに利用、有害性が解らなくローマ人などは摂取していた、またガソリンに添加していたりしていた。Znはスチールをコートし腐食を防ぐ働きに使う。Cuは銅線として電気や信号を運ぶ。Niは軽く強いので、ジェット機のタービン翼に欠かせない。