2016年6月26日日曜日

武川岳

 登山部の山行で奥武蔵の武川岳を登った。テント練習を兼ねての山行なので山登りそのものは軽いものである。1日目にふもとの大鳩園キャンプ場までむかう。事前の天気の悪かったせいか、客が少なく周辺は独占状態であった。しっとりとした空気と渓流の森の雰囲気は良く、カジカの声、トラツグミやミソサザイの声には久々に喜びを感じた。
 2日目は妻坂峠にむかう、歩き出してすぐの分岐の川底には赤色チャートに淡青色チャートを挟みきれいな岩石が露出する。峠では武甲山の展望、古い石の道標?があり昔からの峠であることを確認する。武川岳へは尾根沿いの道、途中石灰岩が露出する部分がある。武川岳山頂からは蕨山が展望される。天狗岩経由で名郷方面へ下る。途中、大持山と小持山の展望、鹿よけの網が張られてある。天狗岩は登山道沿いに200m強続く石灰岩のカルスト地形である。キャンプ場に降りると谷風が吹きあがってくるのを感じる(昨日夜は谷を下る山風であった)。