2013年5月19日日曜日

「NHK出版 今日の健康 認知症」

 父の状況を理解する手助けになるかと考えて「NHK出版 今日の健康 認知症」山田正仁監修を読む。
 認知症とはなにか、軽度認知障害、アルツハイマー病、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症などの症状と治療法がコンパクトにまとめられている。
 とくに直接的に参考になったのはアルツハイマー病と血管性認知症の仕組みと症状、治療薬のドネペジルやメマリーのことなどであった。

2013年5月18日土曜日

大磯丘陵

 ローム層から鉱物を取り出し観察する実験の試料を取りに大磯丘陵に行ってきた。
 ロームの露頭ゆえに解説書がやや古くなっているせいか、書かれた露頭が確認できないまた貧弱になっていてやや期待外れであった。
 ただし、最大径5cmのパミスが厚く堆積する東京軽石層や海成層の上に多摩ローム?の乗る露頭などが確認できた。また給源火山に近いせいでテフラが粗粒化し埼玉のロームとは印象が全く異なっている。

2013年5月3日金曜日

20cm口径でみる土星

土星の観望・観測のシーズンが始まった。次に20㎝シュミカセで見える土星についてまとめる。
本体・・・上下方向にやや縮まった形で、極半径は赤道半径に対して10%短い。色はやや黄色味を帯びており、薄いが木星の様な縞がある(20㎝口径だと分かりづらい)。
環・・・地球からは次の3つの環が見られるという。それは、外からA環(土星中心から土星直径の1.1倍の距離)、カッシーニの間隙、B環(一番明るい、0.87倍)、C環(0.69倍)である。しかし、外側やや暗くて(A環)内側が明るい(B環)のはわかるがはっきりとは写真に映ってくれない。
衛星・・・約60個とされるが、20㎝で写真に撮れるのは以下の5つであるが外側のイアベトゥスは離れすぎていてわかりずらい。
内大衛星群
 テティス、直径1100km、土星中心から土星直径の2.4倍の距離、公転周期1.9日
 ディオネ、1100㎞、3.1倍、2.7日
外大衛星群
 レア、1500㎞、4.4倍、4.5日
 タイタン、5200㎞、10倍、16日、肉眼で確認できる
 イアベトゥス、1500㎞、30倍、79日