2013年10月20日日曜日

土石流

 台風26号が10月16日朝、関東地方のすぐ太平洋側を通過した。関東圏に近づく台風で近年にない大きさということで、職場の高校は2時間始業時刻を遅らせた。それでも交通機関の乱れの影響で午前中は来れない生徒がいた。今回の台風では伊豆大島で集中豪雨のため土石流が発生し、19日現在死者27名、行方不明21人の被害が出ている。
 土石流(debris flow)とは、土砂が水(雨水や地下水)と混合して、河川・渓流などを流下する現象のこと。山津波ともいう。日本の法令上は「山腹が崩壊して生じた土石等又は渓流の土石等が水と一体となって流下する自然現象」と定義されている。山崩れは山地の急斜面部が崩壊する現象、これがきっかけで土石流が起こる場合もある。地すべりは地表を構成する堆積層が,塊のまま日々の変化を追える程度の速さで斜面下方へすべり動く現象で地下にすべり面が存在する。

2013年10月7日月曜日

工学の面白さ

 県高校科学展西部地区展の関係で東洋大学の望月修氏の講演を聞いた。氏は流体力学や生体工学の専門家で、自身の専門について面白く高校生向けに話をした。
 工学は人のほっするものを創造する分野であること、iphone、透析、断層写真、医療現場は医師が工学機器のなかで仕事をしている。
 水泳選手にいかにメダルを取らせるか、水着の開発のはなし、3種類の抵抗、なぜ新しい新幹線の先端はあの形なのか、水生のカエルはいかに飛び込むのがうまいか。さらにはなしは発展して理想的な水泳選手の体型はどんなものか、また陸上選手の理想的な体型はどんなものかと、聞く人を飽きさせない講演であった。