2017年4月30日日曜日

タカハシ望遠鏡

 日本の老舗の望遠鏡メーカーといえばタカハシとビクセンではないか?高価だが信頼性絶大のタカハシ、タカハシより安価で国産メーカの信頼性のあるビクセンといったところか。高校教育の現場では昔はタカハシを導入し、機材を長く使っていたことが多かったと思うが、最近は金額が高くなったせいでビクセンを選ぶケースが多い。
 私自身も30年前ボーナスでタカハシのEM1S赤道儀とFC76鏡筒を買い今でも使っている。今の職場もこの組み合わせの望遠鏡を同じく約30年前に2台購入している。使いが荒かったせいか私が来る前にEM1Sはダメっており(それでも20年弱現役?)、FC76をアリ型アリ溝を使いビクセンの架台に載せ復活させていたが、そろそろだめになりそうである。ストッパー部分の内部が変形しドローチューブ出し入れが不可能になりつつある。私のFC76は現在でも現役だが、EM1Sのほうは本体の電池ボックスの差込部分が壊れたりしてタカハシに修理をしてもらっているがそろそろ次を考える時期に来ている。さしものタカハシも30年でそろそろ引退かもしれない。

2017年4月9日日曜日

城ケ島研修

 今年度の臨海実習の案内者への説明会で城ケ島を訪ねる。10:00に城ケ島のバス終点に集合し、臨海実習のとき案内する島の西部を2時間半かけて細かく案内、食堂でマグロとシラスを食べる。午後は希望者をつのり島の南部や台地の上を案内、SO凝灰岩、海食洞、馬の背洞門、TP火山灰、旧軍の施設や砲台跡などを見学し、15時過ぎのバスで帰路につく。
 この企画が始まって8回目の城ケ島になる。今年はまた課題研究と臨海実習で最低2回は訪れることになる。回数が増えるだけではだめで、研究を発展させ内容的にも充実させていく必要がある。

鎌倉と観音崎

 3月末、春の旅行で鎌倉と観音崎を訪れた。鎌倉はたびたび訪れているので今まで訪ねていない場所を歩く。まずは、浄光明寺である。谷戸を切り開いてつくられたお寺の一つ、水戸光圀が来たことで有名。次に亀ヶ谷坂(切通し)を歩く、カメが引き返したとの伝承あり。そのあと、円応寺、閻魔大王など十王の像が有名。最後に鶴岡八幡宮を訪れ、お汁粉を食べて宿に入る。
 2日目は観音崎、途中引き潮で和賀江嶋がみられる。観音崎では自然博物館を見た後、海岸沿いを散策、途中微化石用の試料採集、さらに観音崎灯台を目指す、途中第2次世界大戦の砲台跡が2か所ほどみられる。開国直後に作られた灯台である。この周辺からは東京湾を出入りする大型船がよく見られる。食事の後、横須賀美術館を訪れる、谷内六郎の作品群が一見の価値があった。