望遠鏡の発達していなかったまたガリレオ式の接眼レンズに凹レンズを用いていた時代のスケッチは正立像(上が北、左が東)であった。
望遠鏡が発達すると、接眼レンズに凸レンズを使って観察する様になり、これをそのままスケッチまたは写真撮影するため倒立像で表現(上が南、左が西)するようになった。
次にロケットが発達し月に人送ろうとしたとき、これまでの考え方では月では西から太陽が昇ること気が付き、このため国際天文学連合総会では、月で太陽が昇る方向を東と決まることにした。このため地球からみた正立像の月は上が北、左が西となる。
書籍でも混乱しているようですが、私自身はM天体などの写真同様に北を上にするのが合理的な気がします。
ps.いままでの議論は北半球の観測者を前提にした議論です。