2019年2月10日日曜日

理科教育研究発表会

 2月9日に埼玉大学で理科教育研究発表会が開かれた。前日から大雪が心配され、閉会式がなしの短縮日程になったが、雨雲が関東の南に限られ雪はあまり積もらず交通の問題は生じなかった。
 私達は理数科の課題研究で行った「観音崎の放散虫化石年代」でポスター参加をした。生徒もポスター発表は初めてなので経験になったようである。また、午後の口頭発表は地学会場に参加したが、地学分野は8本中5本が天文、3本が地質、陸水であった。高校生にとっては私が扱った化石と比べると天文のほうがテーマ設定と機材さえあれ一応データがとれるので形になるようで、化石は専門家に鑑定してもらわないと精度が維持できないのためレポートになりにくいかもしれない。

2019年2月3日日曜日

秩父調査

 微化石のサンプル採集のために、秩父盆地の蒔田川と赤平川沿いを歩いた。12月に採集したサンプルがほぼ処理を完了したので、それ以外の場所のデータを強化するための採集である。
 秩父は普段生活している川越より一段寒く、週末に雨だったものが雪であったようでさらに日陰には雪が残っていた。ただ確実に暖かくなっており太陽が出て風のあまりない昼は着込んで歩いていると汗をかく陽気で、遠くの空にはパラグライダーがふわりと浮かんでいた。また最近フィールドを歩いて感じるのだが、空き地に太陽パネルを設置しているのを多く見かける。地球にやさしい再生可能エネルギーなのでこの流れは進んでほしい。