2020年11月6日金曜日

課題研究調査

  生徒3人を連れて朝比奈切通しを歩く。理数科2年生の課題研究の野外調査で、本来は5月頃行うのだが、コロナウィルスの関係でこの時期になった。

 金沢八景駅で待ち合わせし、切通しに向かう。初めに駅背後の丘陵(高位段丘面)に登り海方面と丘陵方面を展望する。次に鼻欠け地蔵の背後の丘陵で池子層の観察とサンプル採集をする。そのあと切通しの道に入る。入口で池子層の観察をする、その後神社の分岐のところから斜交葉理のみられる浦郷層を観察、切通しの最高点は磨崖仏がある。下りの道は道のわきに排水の窪みに水が流れている。しばらく下ると切通しの碑があり、ここで昼食をとる。この周辺は白い火山灰?がポツポツ入る砂質の泥岩である。このあと川沿いの道を少し歩き車道になる。鎌倉までは池子層から逗子層への変化を観察したいと思ったが道沿いにはほとんど露頭がなく、しばらく歩いて鶴岡八幡宮の入り口に着く。