3月末のサンプル採集に続いて、調査を目的に観音崎を歩いた。観音崎大橋から観音崎の北までを約2時間かけて簡単な調査とサン プル採集をする。観音崎大橋のではやや石灰質の泥岩が主体の逗子層がみられる。博物館の下からはスコリアの礫岩や砂岩そして泥岩からなる地層が 現れる、ここからは池子層になる。ときどきより石灰質な岩石をはさむ、 ここからは3月の資料からは放散虫が出ている。さらに、同時性の巨礫が混じる層準があり、 次に観音崎の名前の由来になった海食洞がみられる。終点ではスコリアの礫岩や砂岩、 泥岩からなりまた石灰質の粗粒砂岩をはさんでいる。
逗子層と池子層がはっきり区別できるコースである。 またこのあと放散虫を出してみるが、 うまくいくと課題研究のフィールドに使えるかもしれない。