2017年10月8日日曜日

長崎散策

 修学旅行で長崎を訪ねた。1日目は平和祈念公園、原爆資料館を見学し、2日目は午前中を中心に自由散策である。
 2日目は本部詰めの時間を除いて長崎市内を歩いた。復元されつつある出島を見学し、そのあと長崎の名前の由来になった出島の北にある県庁の立つかつての岬の地形を見て歩いた。知識を持って歩くとわかりやすい地形で案内板もある。もう一か所は信徒の再発見で有名な大浦天主堂、さらに近くの孔子廟を見学した。孔子廟は論語の石板や多数の弟子の石像などがあり一見の価値があった。かつて偏西風の関係で交易に訪れた中国人は半年滞在するので中国人社会ができ中国式の寺が建てられた。この建物は清朝政府と華僑が建てたもので本格的な中国式の霊廟で中国寺を見るより中国を感じられる。

生月島

 修学旅行の民泊で長崎の生月島を訪ねる。平戸島の北西にあり、九州本島とは平戸大橋、生月大橋で結ばれている。歴史的に漁業が主要産業でまたキリスト教迫害の歴史のある場所でもある。西岸が急峻である地形と季節風の影響で東岸に集落が集中する。
 私自身は、島内を車で巡り、柱状節理で有名な「塩俵の断崖」や牛の放牧をみて、港での釣り体験をした。漁港では回遊するシイラが旬で盛んに水揚げされていた。民泊は地域おこしに一役買っているようだが、高齢化で受け入れ家庭を新しく探すのが大変なようである。