2013年1月26日土曜日

立川断層

 地質学会の巡検で武蔵砂川における立川断層調査のための巨大トレンチについての現地説明会に参加した。
 地質学会のメールで知って初めてこの手の企画に参加をしたが、30数名の参加者は研究者、大学教員、コンサルタントがほとんどで高校教員は私を含め2名であった。
 武蔵砂川駅に集合し、断層地形(撓曲)を観察しながら、昔の日産工場の跡地の向かった。現地では長さ約250m、深さ約10mのトレンチがつくられていて、上から説明を受けた後、下に降りて立川断層を観察した。礫層を切り、ローム層と礫層の境界をずらした断層を観察した。今まで地形でしか知らなかった立川断層そのものを見たのは非常に面白かった。あとで埼玉の地学の方に詳しくまとめる。

2013年1月19日土曜日

iPhone5

 11月にスマートホンを2年間利用していたドコモのWINDOWSモバイル6.5のSC01BからAUのiPhone5に変更した。この間のモバイル端末の進化が早く、使い方もずいぶん変わったので簡単にまとめておく。
 iPhone5に交換した理由は、最近のスマートホンの進化から新しい機種にしたかった(WINDOWSモバイル6.5は各種ソフト更新の対象になっていない)、ドコモに魅力的な機種がない(モバイル端末としてアンテナがありテレビが見えることはどうもいただけない)、セキュリティーの問題でアンドロイドにやや不安がある、ナンバーポータビリティ―でAUに交換した場合機種変更代がかからないからである。
 iPhone5の使用形態
電子手帳としての利用、Googleカレンダーと連携して予定の管理を行っている。メモアプリでちょっとした予定の管理をする。
日記としての利用、Googleドライブで日記を書いている。
資料閲覧、Googleドライブに資料を置きこれを閲覧している(SC01Bと違って編集が可能)
辞書、検索・・・専用サイト、Google検索。
交通情報・・・乗換案内、渋滞情報、Googleマップ。
天気情報等・・・天気情報、地震情報。
天文関係・・・天文サイト、プラネタリウムアプリ。
カメラ機能・・・メモとして利用。
 基本的にはSC01Bと同じであるが画面が大きくなったため(約3倍)、情報量が異なり、通常のインターネット画面を閲覧することができる。性能は向上したが、毎月の通信費は若干安くなった。また一番不安視していたバッテリーもちの問題は私自身の使用形態からは1日持たないようなことはなく。平均して2日に1回の充電である。

2013年1月17日木曜日

爆弾低気圧

 成人の日、日本の太平洋岸を想定以上に低気圧が発達しながら通過し、首都圏では今シーズン初めての積雪となった。高速道路は軒並み通行止めになり、羽田空港もしばらく航空機の発着ができなかった。埼玉では積雪が約10cmであった。マスコミでは爆弾低気圧との言葉が一部使われた。
 爆弾低気圧とは急速に発達し、熱帯低気圧(台風)並みの暴風雨をもたらす温帯低気圧を指す俗語である。冷たく乾燥した大陸性気団と暖かく湿った海洋性気団が衝突する大陸辺縁部の、特に東岸で、冬季に多くみられる現象。今回は年末から居座る大気上層の寒気と南から台風に伴ってもたらされた下層の暖気との温度差が大きいため発達したようである。日本付近では10月から1月頃の冬の嵐の時期、2月から3月の春一番の時期が最も多くみられる。


2013年1月4日金曜日

冬の奈良を訪ねる

 年末にツアー旅行で奈良の寺社仏閣を見てきた。中学の修学旅行以来の訪問で、きちっと見るのはこれが初めてである。
 見学したのは古いものから古墳時代が「石舞台古墳」。藤原京の時代(飛鳥時代)は「興福寺」」「法隆寺」。平城京の時代(奈良時代)が「平城宮跡」「春日大社」「薬師寺」「唐招提寺」「東大寺」。平安京の(密教の)時代は「吉野・金峯山寺」「長谷寺」「室生寺」を見た。
 大和朝廷が成立し、仏教を治世の根本においた時代の巨大な仏教建築にただ見とれるばかりであった。当時の国家権力の大きさに驚くばかりであった。

ps1 時代区分の補足
先土器時代(旧石器時代) ~約1万年前
 岩宿遺跡、鈴木遺跡、砂川遺跡
縄文時代 約1万年~2000年前(8000年間)
 尖石遺跡、水子貝塚
弥生時代 紀元前3世紀~3世紀(2300年~1700年前)
 登呂遺跡
古墳時代 3世紀~6世紀
 埼玉古墳、石舞台古墳
飛鳥時代 6世紀~710年
 法隆寺、興福寺
奈良時代 710年~794年
 平城京、東大寺(大仏)、唐招提寺
平安時代 794年~1192年
 最澄(天台宗)、空海(真言宗)
2013-01-05

ps2 短歌2題
青丹(あおに)よし 奈良の都は咲く花の 薫(にお)うがごとく いま盛りなり
小野老(おゆ)(万葉集)

東(ひむかし)の 野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ 
柿本人麻呂(万葉集)
2013-01-05