2016年3月26日土曜日

岩殿丘陵を訪ねる

 1年半ぶりに岩殿丘陵を歩いた。14年末に歩いたコースと同じであったが科学展に出す研究の関係で再度の訪問である。気づいたことを書きとめる。1つ目は岩殿観音から地球観測センターまで露頭を記録して歩いたがどうもうまくポイントがとれない。これが2度目なので気が付いたが、理由は道路が2.5万図とは変わっている。次に、前回サメの歯を採集した都幾川沿いのポイントに行ったが、整備がされていてよかったと思ったが、立ち入るなの東松山市の看板があり泣く泣く断念する。

2016年3月22日火曜日

磐城旅行

 連休に福島の磐城を訪ねる。福島県の最大の人口をもつ市で歴史的には茨城県とのつながりが大きい。訪れた代表的な場所を上げる。
アクアマリンふくしま・・・小名浜港にある水族館、魚類化石展示、陸上の水環境などを総合した施設。水族館のテーマとしては地元の黒潮と親潮の境の潮目がクローズアップされる。
いわきららミュウ・・・いわき市観光物産センター、海産物等のいわきの物産をあつかう。また2011年の東北地方太平洋沖地震の記録を展示するスペースがある。いわき市で最大8.6mの津波が襲い400人強がなくなった。
いわきマリンタワー・・・小名浜港の北の崎に立つ60mの展望塔。周囲の海、小名浜港が一望できる。
白水阿弥陀堂・・・福島県内では唯一の国宝建築物。平安時代に建てられた阿弥陀堂で、周囲に池が広がり浄土信仰を具現化している。彼岸の中日で堂のそばまではいけなかったが、それが幸いしてか静かな中で阿弥陀堂周囲を散策した。
いわき湯本温泉・・・奈良時代から知られた温泉、地下の花こう岩の熱源により温められた地下水が起源。明治に入り常磐炭鉱の操業で湯脈が絶たれたのちは、地下からくみ上げた温泉を利用。炭鉱閉山後は温泉ボーリングにより湯量が確保され、また温泉リゾートとして閉山後の雇用対策になった。
化石館ほるる・・・いわき周辺で産出したフタバサウルスをはじめ、中生代を中心に化石が展示されている。また採炭の歴史が視覚的にきちっとまとめられていてかつてこの地域を支えていた産業を記録する施設として充実している。
いわき市アンモナイトセンター・・・いわきの市街地から1時間ほどの山の中にある、アンモナイトを中心に露頭そのものを保存し、発掘体験ができる施設。アンモナイトが多数産出する白亜紀後期の浅海層をそのまま保存し展示してある。

2016年3月13日日曜日

「謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」の仕組み」

 「謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」の仕組み」保坂直樹著(ブルーバックス)を読む。文章は一見易しいが、内容は深い理系大学生の教養課程向けの本。海洋の流れに関する物理面から見た解説書。次のような項目が目についた。
 ミクロの決死圏は有り無し?(レイノルズの相似則)、風成循環の亜熱帯還流とエルニーニョ(地衡風、地衡流、エクマンのらせん、エクマン輸送)、西岸強化(ロズビー波)、熱塩循環の深層循環。
 一度読んだだけではわからない部分もある。

2016年3月12日土曜日

高校入試

 3月2日(水)に埼玉県の高校入試(学力検査)が行われた。そのあと専門の理科を採点したが、今年は例年通り各分野の小問をまとめたものと物理、化学、生物、地学の5つの問題が出題された。大きな特徴は物理、化学、生物、地学の4分野で記述式の問題があったことである。1問1答式の問題と違いうろ覚えでは書けないので難しかったようで平均点は5教科で最低であった。また採点基準作りや、文章として未完成なものを読まなければいけないため採点が大変で、5教科の中で最後に点数のコンピューター入力をすることになってしまった。

ホームページとブログの引っ越し

 FC2のHPスペースとブログを利用してきたが、最近広告が邪魔になり、前々から魅力を感じていたGoogleにホームページとブログを引っ越すことにする。
 かつてホームページの引っ越しを試みたことがあったが、若干わかりにくかったのでストップしていたのだが、作成手順をまとめたホームページを参考に何とか作成した。
 広告がなく非常にすっきりしている。
ホームページ:https://googledrive.com/host/0B5rKu62_4GAAaG9PZ01oenlvb2M
ブログ:chigaku.blogspot.com