2015年9月13日日曜日

アンモナイト

 夏に瀬林でアンモナイトを採集した。専門家に鑑定を依頼したところ名前がついた。参考文献があったのでそれらを読んでなにがしかのまとめをしようと考えている。そこで、アンモナイトについて簡単にまとめておく。
 アンモナイトの仲間は古生代中盤から中生代末にかけて繁栄した。平らな巻貝状の形態を持つ頭足類の一群。重要なグループは古いほうからゴニアタイト、セラタイト、アンモナイトに分けられる。3者の違いはからの成長の際にできる縫合線の形で区別され、山と谷のみの単純なゴニアタイトから山と谷の側面や頂部複雑な切れ込みのあるアンモナイトへと進化している。非常によく調べられている化石群で種の進化に関する様々な法則の具体例を提供してくれる(進化局限の法則など)。アンモナイトの仲間は白亜紀末に絶滅しているが、似ている仲間にオオムガイが存在しているが、殻をつなぐ体管の位置、縫合線の形、初期室の有無など根本的なところで違っている。

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