2017年7月10日月曜日

線状降水帯

 NHKの「九州北部 記録的豪雨はなぜ」を見た。9日現在18人の死者と20人の行方不明者が出ている。
 災害及び被害拡大の原因は梅雨末期で九州に停滞する梅雨前線に向かって南からの湿った空気が多量に流れ込んだこととこれが偏西風とぶつかったところにちょうど背振山地(最高点1054m)があり、東側のに線状の降水帯が発生停滞し大量の雨が降ったことが第一である。また数十年に1度の雨のため各地で斜面崩壊が起こり、植林されていた杉が流れ下り、橋等で水流を詰まらせ洪水を発生したことも要因のひとつである。
 被害を少なくした点の一つとして、集落で自主防災マップの作製、これのもとずく避難があったことが挙げられていた。
 また、最近地球温暖化の影響で海水面温度の上昇が顕著であり、日本の北の地域でも似た豪雨が発生しているとのことである。

0 件のコメント:

コメントを投稿