2017年7月2日日曜日

比企丘陵を歩く

 最近比企丘陵を歩いている。具体的には市野川とその北の二ノ宮山周辺です。
 市野川では松山城跡、吉見百穴から北西に流路をかえるまでである。見られるのは中新統の中部から下部の地層で、中部層では泥質の凝灰岩、凝灰岩、砂泥互層などがみられ、下部層では凝灰岩、凝灰角礫岩、泥岩がみられる。また時期的に藪の時期で観察にはやや適さなかった。
 二ノ宮山周辺では礫岩層、凝灰岩層、泥岩層をみた。また山頂にある展望台は360度の展望があり、空気の澄んだ日に再度登って写真をとりたいと思った。
 かつて訪れた荒川の川本ではこれらの上位に当たる中新統の上部を観たので、これで一応全体の岩相をみたことになる。
 昨年何遍か歩いた隣の岩殿丘陵に比べると全体的にはやや浅い堆積環境を連想させる。

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