2018年1月28日日曜日

草津白根山

 草津白根山が1月23日に水蒸気噴火をし、噴石により近くのスキー場で、1人が死亡し多数のけが人を出した。この火山は群馬県の草津町にあり、北の白根山と南の本白根山などからなる火山で山頂部は多数の火口とスコリア丘があつまっている。白根山頂には湯釜と呼ばれる火口湖があり酸性度が高く白濁した青色をしている。マグマ流出の火山活動は8500年前の安山岩質のものが最後で、その後有史以来水蒸気噴火を頻繁に繰り返していて、気象庁の常時観測火山のひとつである。20年ほど前に旅行で、湯釜を訪ねたことがあるが、近年立ち入りが規制されていると聞いていたが、昨年6月に規制が解除された。今回噴火したのは従来活動的でないとされた本白根山のほうで、その水蒸気噴火はマグマ噴出の噴火と違って予知がなかなか難しい。

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