2020年10月7日水曜日

薬物乱用防止の講演

 職場で、薬物乱用防止の講演を聞いた。日本薬科大学の齋藤博先生の高校生向けの講演である。

 内容は各種薬物、覚醒剤、大麻、ヘロイン、コカイン、MDMAなどの特徴。大麻草は自生していること、この葉をとると犯罪であること。これらの一部が薬として使われる場合のあること(かつてのヒロポン、終末期医療)。またなぜ快感や覚醒効果がえられるか、シナプスにおいてのドーパミンの働きと薬物のかかわり。一度大きな快感等が得られると今までの刺激では満足できなくなる。各種薬物の構造式やその一部が人工的に作られたこと。ストレスなどが原因となって薬物に走ること、またその結果がどうなるかなどであった(日本の薬物事案での刑罰は世界では軽い)。専門家ならではの化学的な情報が多く面白い講演であった。逆の意味で薬物犯罪の実態については新しい情報はなかった。

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