科学と教育のメモ
2024年1月11日木曜日
「坑夫」
「坑夫」夏目漱石著(青空文庫)を読む。漱石はそれなりに読んでいるが、あるユーチューバーが漱石で一番面白い作品との評価を述べていたの読んでみる。あらすじは、恋愛でトラブルを抱えた青年が家出、人買いに騙され坑夫になろうとする話、見習いとして坑内を巡る描写が迫力がある。漱石としては珍しくルポルタージュ風の作品。最後は気管支炎がわかり、坑夫にならずに鉱山を離れる。当時の社会構造が垣間見える。小説にしてくれと持ち込まれた話をもとに生まれた作品。舞台は足尾銅山である。
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