2024年4月7日日曜日

有孔虫化石

  多摩川の上総層群を調べていて有孔虫化石が入る層準があり、さらに比較的容易に分離できることがわかり、処理をし写真撮影した。具体的には日野の連光寺層と登戸の飯室層である。前者は底生有孔虫のみで後者は浮遊性と底生の有孔虫が含まれている(写真は登戸の飯室層から産出する化石)。前者の堆積環境が内湾で後者が大陸棚斜面なので構成種の違いはそれを反映していると考えられる。なお後者では放散虫化石が出るかと調べたがほんのわずかに出るが研究対象になるものではない。





0 件のコメント:

コメントを投稿