2013年1月4日金曜日

冬の奈良を訪ねる

 年末にツアー旅行で奈良の寺社仏閣を見てきた。中学の修学旅行以来の訪問で、きちっと見るのはこれが初めてである。
 見学したのは古いものから古墳時代が「石舞台古墳」。藤原京の時代(飛鳥時代)は「興福寺」」「法隆寺」。平城京の時代(奈良時代)が「平城宮跡」「春日大社」「薬師寺」「唐招提寺」「東大寺」。平安京の(密教の)時代は「吉野・金峯山寺」「長谷寺」「室生寺」を見た。
 大和朝廷が成立し、仏教を治世の根本においた時代の巨大な仏教建築にただ見とれるばかりであった。当時の国家権力の大きさに驚くばかりであった。

ps1 時代区分の補足
先土器時代(旧石器時代) ~約1万年前
 岩宿遺跡、鈴木遺跡、砂川遺跡
縄文時代 約1万年~2000年前(8000年間)
 尖石遺跡、水子貝塚
弥生時代 紀元前3世紀~3世紀(2300年~1700年前)
 登呂遺跡
古墳時代 3世紀~6世紀
 埼玉古墳、石舞台古墳
飛鳥時代 6世紀~710年
 法隆寺、興福寺
奈良時代 710年~794年
 平城京、東大寺(大仏)、唐招提寺
平安時代 794年~1192年
 最澄(天台宗)、空海(真言宗)
2013-01-05

ps2 短歌2題
青丹(あおに)よし 奈良の都は咲く花の 薫(にお)うがごとく いま盛りなり
小野老(おゆ)(万葉集)

東(ひむかし)の 野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ 
柿本人麻呂(万葉集)
2013-01-05

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