2015年5月24日日曜日

ガラスをつくる

 地球科学部の活動でガラスをつくっている。
 はじめに最も一般的な鉛ガラスをつくった。酸化ケイ素、ホウ酸、酸化鉛をるつぼに入れ、マッフルで覆い、ガスバーナーで加熱する。10分ほどで融解する。これを温めた鉄の板の上に落とし冷ます。冷却の速さの問題かひびが入り割れてしまった。
 次に、安全なソーダガラスをつくった。酸化ケイ素、炭酸カルシウム、ホウ酸、炭酸ナトリウムをるつぼに入れ、同様に加熱すると20分ほどで融解する。ホットプレートでさらに温めた鉄の板の上に落としたところ、ひびは入ったが割れずに固結した。
 細かいノウハウの必要な実験である。今後小中学生向けの科学行事につなげていきたい。

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