2016年10月2日日曜日

科学振興展西部地区展



 科学振興展が10月1日と2日の2日間、東洋大学の川越キャンパスであった。参加作品は物理4、化学11、生物11、地学5、その他1で合計32本で昨年の45に比べ7本少なかった。本校は昨年発見したアンモナイトを中心にした「山中白亜系でPseudohaploceras属アンモナイト化石を発見」を出品した。専門家に鑑定してもらったアンモナイトの結果とともに、周囲を歩いたデータから古環境を推定したものであった。結果は優良賞であった。
 若干気になったことをまとめておく。SSHでお金を使い大学とのつながりの中でつくられた研究結果と昔ながらの高校部活の研究とが混在している。大学との連携のレポートはデータは出しているものが多いが、その骨格部分は大学の分析結果である。研究者を巻き込んだレポートに研究者の名前が出ていない。どこまど自分達で行い、どこからが研究機関に依頼したかが書かれていない(もちろんお礼の文章もない)。わかりやすく書く努力がなされていない。これは自分たちがきちっと理解していないことが理由なのではないか。

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