2017年3月5日日曜日

宮川湾~毘沙門湾

 久しぶりに三浦半島を歩いた。場所は城ケ島の対岸の宮川湾~毘沙門湾である。ちょうど城ケ島マラソンに重なってしまい、バスの予定や移動の道がちょうどコースに当たっていてやや大変であったが、3月の晴れの心地よい海岸歩きであった。
 地層は三崎層の凝灰質の砂泥互層で海岸線と走向とが近く、似たような岩相の繰り返しであった。観察されたものは、岩石や地層としては、キーベットになりそうな1m強のスコリア層、乱堆積層、目的であった石灰岩。構造的には小断層やデュープレックス構造。地形としては大正関東地震や元禄地震の際隆起した海食台、ポットホール群、海食洞などであった。
 地質見学コースとしては、三浦海岸駅からバスで毘沙門湾に行き、宮川湾まで出歩き、三崎港周辺からバスに乗る、半日コースになるのではないか。

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