2019年4月28日日曜日

荒崎

 授業の課題研究の予備調査で三浦半島の荒崎を訪ねる。三崎口駅からバスで荒崎に向かい岬の周辺を調査サンプル採集をしながら歩いた。海岸の地層は中新世から鮮新世にかけての三崎層でスコリア質の砂岩礫岩と泥岩の互層が主体である。その上に不整合を境に武蔵野ロームがのる。東京軽石層がローム層の下位に確認できる。岬の先端が最下位で東に進むに従って上位が現れ小さな漁港をすぎるとは初声層の砂岩・礫岩に移り変わる。地層の変化や不整合、海食洞などが観察できる初心者に素晴らしい地質見学コースである。このあと職場に帰り放散虫化石の抽出と鑑定を予定している。

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