2015年10月5日月曜日

県科学振興展西部地区展

 10月3日(土)から5日(月)にかけ県科学振興展西部地区展が川越の東洋大学で行われた。本校は「関東山地のフズリナ化石の進化」で出品した。内容はここ数年間4か所のフィールドで採集したフズリナ化石を薄片にして鑑定したもので、専門家ではないので属レベルでの鑑定になったが、石炭紀後期からペルム紀中期の生存期間と、2系統の進化系列を確認したものであった。結果は参加賞でもある優良賞であった。出品全体の傾向は、分野別では物理9、化学11、生物16、地学9であった。うち9作品が中央展に選出された。
 閉会セレモニーの後、東洋大の自慢のバイオナノ研究室の見学が行われた。現在の最先端の研究が行われているとのことだが、過半が外国からの研究者ということで研究条件の素晴らしさや、論文のみで評価されるその厳しさの一端を垣間見た。


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