2016年5月22日日曜日

地質学会の城ケ島巡検

 夏の地質見学の参考にと考えて地質学会の一般向けの地質見学会に参加する。場所は城ケ島で、白秋碑からスタートし武蔵野面まで登り、ロームを観た後、馬の背洞門に降りる。続いて西に歩いて城ケ島終点のバス停で解散のルートである。
 案内者の神奈川地学会の鈴木さんは放散虫の専門家で、特に放散虫のデータについては詳しい説明があり参考になった。三崎層も場所によって時代が異なることや、詳しい解析により堆積時の深度や緯度が分かるとの説明が具体的な種の写真をもとにあった。それ以外にも地元でよく調べられているようで、東京パミス、初声層の堆積環境、火山豆石、SOタフ、火炎構造、生痕化石、地層の繰り返しなど参考になる部分が多かった。

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