2017年1月2日月曜日

島根と鳥取

 2日目は鳥取と島根の次の場所を訪ねた。
 足立美術館・・・実業家・足立全康がつくった近代日本絵画を中心とした美術館。横山大観と庭園が有名。大観の時代の作品はより新しい時代の作品群に比べるとつやっぽさがない印象がした。
 出雲大社・・・古事記を解釈すると、大国主神にアマテラス(大和朝廷)から、国の統治権を譲るように使者を出して命令をした。しかし、使者を懐柔して抵抗する大国主側に、「現世の政治は我が子孫がする。おまえはあの世のことをしなさい」と、最後通告をつきつけ、戦いに敗れた大国主神を祀ったのが出雲大社だという。このため神社の格、参拝の様式、しめ縄の形などが他の神社と全く違っている。
 鳥取砂丘・・・鳥取市の日本海海岸に広がる広大な砂礫地で、代表的な海岸砂丘、南北2.4 km, 東西16 kmに広がる。観光可能な砂丘としては日本最大である。その出来方は、そばにある千代川によってもたらされる砂が、海の流れによって浅海底に堆積する。それが波によって海岸に打ち上げられ季節風によって内陸側に積もって海岸砂丘を形成していると考えられている。

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