科学と教育のメモ
2018年7月30日月曜日
暁新世始新世境界温暖極大期
始新世のイベントを調べていて暁新世始新世境界温暖極大期の存在を知った。Palaeocene Eocene thermal maximum(略してPETMともいう)。微化石の中の炭素同位体比偏位に記録されていることから明らかになる。
新生代に入り寒冷化していた気温が突如上昇する。数千年ほどの間に、亜熱帯の海面温度が5度から8度上昇し、北極海では20度近くも上昇し、約10万年続いたと考えられている。火山活動の活発化、またメタンハイドレートからの大量の温室効果ガス放出が原因だと考えられている。
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