2018年7月2日月曜日

ペルム紀の大絶滅

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 PT境界で起こった大絶滅は2回の絶滅からなる。前半の絶滅は地球の寒冷化による。ペルム紀前期は地磁気の逆転が非常に少なかった。中期後期になると平均25万年ごとに入れ替わるようになる。これはパンゲアの成立によりその下に海溝から地球に沈み込んだ塊が巨大化し(メガリス)グーテンベルグ面に落ち込み核に影響を与えて起こったと考えられる。この影響はたびたびの磁場の消失、そして宇宙線の増加さらに雨雲の増加、地球の寒冷化となり前半の絶滅を起こした。
 後半の絶滅は温暖化によって起こった。メガリスの沈み込みを原因として、スーパープル―ムが発生、100万年にわたって非常に活発な火山活動がパンゲア全域で起こった。CO2、CH4濃度が上昇し温暖化と乾燥化が進んだ。

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