2019年3月7日木曜日

高校入試

 2月28日に埼玉県の高校入試が行われた。私は担当教科の理科の採点を行った。問題構成はいつも通り基礎問題、地学、生物、化学、物理の5つの問題からなる。難易度は物理が難しかった、また今年の傾向としては文章で説明する問題が基礎問題以外に各問いに配置されていたことで、そのなかでも生物と化学の採点に時間がかかった。説明問題は客観問題に比べ受験生が本当に理解しているかどうかを確認できる問題であることは確かである。しかし、科学的に可能性のあるものを〇にするとの採点基準のある問題では、中学生があてずっぽうで書いた大学生でも知らないような物質を調べて、解答に〇をつけるような状況が生じていて、なにかへんである。その生徒がきちっと勉強してきたかは客観問題で充分判断はできるので、採点のあいまいさを排除する意味でも個人的にはその方がよいと思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿