前回に続き月がらみの話題をひとつアップする。
9月9日にスーパームーンが見えるという話題があった。今年の満月の視直径は8月11日が最大(33′28″)で、1月16日が最少(29′23″)である。
これは月の公転軌道が楕円軌道のため近地点(35.6万㎞)と遠地点(40.7万㎞)との距離差があるため、近地点近くで満月を迎えた場合月は大きく見え、これをスーパームーンと呼んでいる。今年の近地点はみずがめ座にあるためこの場所で満月になった8月や9月がスーパームーンになったが、この近地点は太陽の重力のため東に移動しその周期は8.9年でこれを対恒星近点順行周期とよぶ。大雑把にいうと1年で黄道12星座を1つ強東に移動することになる。きちっと計算してはいないが、来年のスーパームーンは中秋の名月(9月27日)と重なるのではないか?
0 件のコメント:
コメントを投稿