2017年8月20日日曜日

ユーカリと森林

 東海岸のケアンズ(熱帯雨林気候)、ブリスベン周辺(亜熱帯気候)、シドニー周辺(温帯気候)を見てきただけなので気づいたことだけのメモです。
 動物と同じで固有種が多い。代表的なのが2000種類以上のユーカリで森林の8割をしめるそうである。油分の多いユーカリは乾燥していると発火しやすく山火事の原因となる。またその油分が蒸発し山が青く見える場合もある(シドニー郊外のブルーマウンテン)。コアラは特定のユーカリのみ食べる動物である。ガイドさんの話しではユーカリは裏が白いものが多いようで、コアラのお尻が白くまだらなのはカムフラージュの意味があると聞いた。また常緑樹で成長の際に樹皮がはがれていくとのことである。
 国土の広いオーストラリアなので様々な雨林がある。ケアンズでは熱帯雨林、1億3,500万年前までさかのぼる、地球上で最も古い熱帯雨林だそうです。ブリスベンではゴンドワナ雨林、ゴンドワナ大陸の痕跡を残すそうである、ここでは土ボタルをみる。シドニーではブルーマウンテンでここでもユーカリの森林が広がります、またここでも数メートルの木性のシダが見られるのには不思議な感じを持ちました。

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