2016年8月28日日曜日

原発シンポジウム

 地団研の小川総会が8月19日から21日にかけて行われた。複数のシンポジウムがあったがその中で一番参考になったものが福島原発事故に関するシンポであった。
 4人の発表者から複数のテーマででの発表があった。特に印象に残る項目を挙げると、1つは放射能汚染の主役の放射性Scの動態の報告で、イオンとして粘土鉱物に取り込まれていること、またセシウムボールの問題が語られた。また次に、低汚染地域といて埼玉と群馬の観測例が上がり、いずれも線量は減っていることただしそれは放射性崩壊によるものでScはとどまり続けていること、汚染の問題として食品は注目されるがほこりに入るものの問題があるそうである。また現在の福島原発での汚染水問題がうまくいっていないことなどが報告された。マスコミに登場する機会は減ったが汚染問題(福島原発問題)が厳然として存在していることが確認できた。

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