2016年8月13日土曜日

三笠ジオパーク

 8月上旬に3泊4日の北海道旅行を行い小樽、積丹半島、三笠、札幌を訪ねた。何を見たかをまとめる。
 3日目に三笠ジオパークを訪ねる。2013年日本ジオパークに認定。アンモナイトをはじめとする白亜紀の化石と石炭産業をテーマにしたものである。
 三笠市は明治初めに 良質な石炭の発見され炭鉱開発がなされたことで発展した。またこれを運び出すため鉄道を施設(三笠~小樽間)をつくり、また同時に採算面などで囚人を使った採炭を行われた。第二次世界大戦の後の日本の復興をささえ、町は栄えたが、その後1989年閉山となり鉄道の廃線、さらに人口減少に見舞われている。
 そんな中つくられたジオパークであるが今回訪ねた白亜紀の化石の中核の施設が三笠博物館と野外博物館である。三笠博物館はアンモナイトをテーマにしたもので展示は充実している。ただまじめなきらいがあり、もう少し博物館での販売等で頑張ってもらったほうが良いのかなと感じた。続いて付随する野外博物館を訪ねた。古第三紀層から白亜紀層への変化、野外にみられる石炭層、タヌキ掘りの跡、近代的な採炭の地上設備等がみられ充実した見学コースで会った。あとから資料を読むと、他の炭鉱遺構や鉄道博物館も見学したほうがよかった。

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