2014年8月25日月曜日

焼岳

 登山部の夏山山行で焼岳に登った。夜行バスで現地に入る0泊2日の弾丸登山である。中の湯バス停で降り、峠までのくねくね曲がる車道を登ると登山道入り口になる。1000mの登りのうち前半が樹林帯で、途中から雨が降り始める。後半は亜高山帯になるがここでの雨が一番大変であった。硫黄の臭いし始めると山頂直前、南峰と北峰との鞍部にたどり着いたあと北峰に登る(南峰は立ち入り禁止)。山頂周囲の複数のところから硫化物を含む水蒸気が上がっている。ガスってはいたが時折火口湖がみられる。上高地方面に下るが、山頂周辺は岩につけられた〇印をたよりに歩く、右手には大正池と梓川が遠望される。焼岳小屋にて小休止、ここからは樹林帯になる。急傾斜のため複数のところに梯子が設置してある。右手に大規模な崩落のあとがみられる。梓川沿い林道にでるとあとは平たんな道を上高地のバスターミナルまで歩く。
 あるきながらの転石観察だが、登山口の周囲を除いて角閃石安山岩が主な岩石であった。山頂周辺は赤く変質した岩石が多かったようである。また季節がらコケモモの赤い実、ツリフネソウやホタルブクロ、アザミなどの野草が秋の花になっていた。

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