2015年8月10日月曜日

下仁田自然学校

 夏合宿の最終日、下仁田自然学校を訪ねる。下仁田ジオパークの中核の施設で小学校跡を利用したもので、始めに3部屋ほどの展示を係りの方の1時間ほどの解説付きで見学した。ビデオを見た後、下仁田の中生代までの地質、新生代の火山を中心とした展示、さらに日本の地史に関する展示を見る。展示内容も長瀞の博物館に劣らない内容である。
 次に、近くのフィールド案内で2か所ほどこれも1時間ほどの見学をした。初めに衝上断層の見学、ここでは御荷鉾緑色岩類と断層を観察する。つぎに青岩礫岩を観察した。この岩石は跡倉層に所属し断層の上に載り遠くから運ばれてきたと考えられている。解説によると、傾斜の大きかった断層がのちの構造運動で、水平に近くなった可能性があるとのことであった。

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